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私たちはどう老いるか

小学館文庫 い61−1
稲垣栄洋/著
著作者
稲垣栄洋/著
メーカー名/出版社名
小学館
出版年月
2025年12月
ISBNコード
978-4-09-407524-3
(4-09-407524-0)
頁数・縦
237P 15cm
分類
文庫/日本文学 /小学館文庫
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価格¥620

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

人気雑草博士が綴る、植物に学ぶ賢い老い方  年を取っても前向きに生きなければならないと言われる。そうだろうか?仕事をこなすのは嫌いではなかった。さまざまな目標を設定しては、そこに向かって頑張った。が、達成しても、目の前に現れるのは、ただ次の目標だけだった。それが私の人生前半のことである。しかし、ふと後半戦に差し掛かったとき、私はその先に、ゴールがないことがわかった。(「まえがき」より)静岡大学で雑草学研究室を主宰しながら植物や生き物の本を書き続けてきた著者が、それらの生きざまや死にざまを見て学んだ、人生後半の大事なこと。しっかりと年を取り、しっかりと次のステージを迎え、実らせるーーそして美しい風景をゆっくり見るための、静かで賢い老い方とは?もう競争のリングから降りて、評価と勝ち負けにこだわらない、そんな”人生後半の坂道”を豊かにくだろうとする人に贈る、雑草博士からのメッセージ。  【編集担当からのおすすめ情報】  【主な内容】実りの秋/いつまでも若くありたい/やっぱり若いほうがいい/キャベツにも花が咲く/成長する力/自ら老化する/植物には脳がない/私たちには脳がある/植物は動かない/植物は比べない/花は誰のために咲く?/植物は怒らない/年輪は冬作られる/今を生きる/死を抱えて生きる/みんなで生きている/気高い老木/生き物が集まる樹/もう評価されない/昔の話はしない/節目のある理由/命短く進化する/どうして年寄りがいるのか?/ヒトは何を伝えるべきか/タネが遠くへ飛んでいく理由/古い仕組みも悪くない/そして老舗が生き残る/頑張るのはもうやめよう/弱い自分を認めてしまおう/大切なものを取り戻す/ゆずるということ/アスファルトのすき間に幸せがある/戦略なんかいらない/空を見よう/とりあえず、生きていく/石庭の風景/死を考えるなんてすごい!/だから紅葉は美しい/こうしてトマトは甘くなる/冬に咲く花/命をつなぐ木/シンボルになった雑草/つまらない人生/彼岸花は死なない/土に還る

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